Article

コンパニオンプランツとしてのヤロウ

s_1110902

ヤロウは、その葉の形から「ノコギリソウ」とも呼ばれていて、暑さにも寒さにも強く、放っておくと一面ヤロウになってしまいそうなくらい、とてもよく増えるハーブです。

ヤロウの根から出る分泌液には薬効があり、そばに生えている植物の病気を治し害虫から守る力があるそうです。

日野春の畑の真ん中にはヤロウがあり、ラズベリーやブラックベリーを守ってくれました。

そろそろハーブのシーズンもおわりですが、来年もまた、コンパニオンプランツとして、大活躍してくれることと思います。

kusabanajikan

Article

井形 慶子著『少ないお金で夢がかなうイギリスの小さな家』

16080301

「あなたの家のいいところは」と聞かれたら、どう答えるでしょう。庭が広い。リビングルームが広い。最新のスマートホーム。駅から近い。買い物が便利。

でも、この本に出てくるのはhomely。

homelyの意味を調べると、家庭的な、素朴な、質素な。ただ住んでいて自分がもっとも心が落ち着く場所が、自分の家の一番いいところ、ということです。

たとえば、部屋の片隅に置いた小さくて古いソファ。なんでもないけどなんだか居心地がいい。そんな場所。

イギリスでは新築より中古の家の売買が多いようですが、不動産屋さんは延べ床面積を把握していないそうです。それより、1軒1軒に作りこまれた個性的な売りがあるそうで、この家じゃなくては住みたくない、という方が並んでしまう物件も。

Size is not way of showing status. 数字で表せるものは本当の価値ではないのかもしれません。

ヨットを浮かべて川の上に住んだり、風車小屋に住んだり、灯台に住んだり。でも、風変わりな人生を送っている人かといえば、そうでもなく、ロンドンの普通のビジネスマンだったりするそうです。

まだまだ画一的なことも多い日本ですが、誰かから与えられた価値判断ではなく、自分だけの価値の基準をもっと大事にする、そんな方がこれからますます増えてきそうな気がします。

simplewotsukuru

Article

ブラックベリーの「木苺ジャム」

s_1120072

植えた覚えはなかったのですが、日野春の畑にいつの間にかブラックベリーがやってきて、元気に育っていました。
濃い色に熟した実を生で食べると、フレッシュな酸味が口の中いっぱいに広がりました。

この酸味は、ジャムには最適です。
熟した実を枝からはずして、サッと洗い、砂糖をまぶして、様子をみながら、種にも栄養分があるので濾さずにそのままで・・、電子レンジで加熱しました。
冷えるとトロトロ感がとでも良い具合に仕上がりました。ペクチンが多く含まれているそうです。

s_1120094

「木苺ジャム」の出来上がりです。

ブラックベリーの中にもさまざまな種類があるそうで、酸味の強いものと、完熟すると甘く生食にも向くものなど。
家庭菜園でも育てやすい果物で、栄養面でも抗酸化作用のあるポリフェノールが多く含まれ、目のつかれ改善などにも効果のある栄養素が入っているそうです。

kusabanajikan

Article

ヒヨドリの巣立ち

sP1120092

6月25日。ヒヨドリがBOOKCAFEの前のブルーアイスに巣作りを始めておよそ1ヵ月。

今日、偶然にも庭の手入れをしようと外に出たとき、4羽のヒナたちが巣のすぐとなりの枝から、一斉に飛び立っていく姿を見ることができました。

写真のヒナは、このあとすぐに親鳥の鳴き声に呼ばれて、少し離れたこんもりとした木の中に飛んでいきました。

少し寂しくなりましたが、すくすくと大きく育ってくれるといいな、と思っています。

そして、BOOKCAFEのお店の入り口は、久しぶりに開けることができました。

slowlifetokyo

Article

「穴守稲荷」駅前、はねだぷりんのブックカフェ羽月(うづき)さん

自転車で走っていてふと見つけてしまったブックカフェ。「BookCafe羽月(うづき)」さんは、昭和30年に初代が「食堂半分・書店半分」の店を開いたのが始まりだそうです。

実はここテレビでも紹介されたことのある「はねだぷりん」でも有名なお店なのでした。

_1120003

やさしい引き戸に誘われて店内に入ると、書店時代からの書棚に本がずらり。カフェでゆっくりくつろぎながら、そんな本たちを自由に読むことができます。

趣味の本や漫画や雑誌、アート本や志賀直哉全集もあったり、まさに本屋さんの中でのんびりできる感じ。そして、漫画「王家の紋章」の細川智栄子さんの直筆画も飾られていたり・・・と、ほんとに楽しい。

三世代にわたってコレクトされた蔵書に囲まれていると、今流行りのブックカフェともまた一味ちがう、どこか懐かしいような、親しみやすさとあたたかさを感じます。もちろん、新刊書や古書の販売もしています。

_1120034

いつもは厨房で腕を振るっていることが多いという店主の安武さんとお話ができました。

「・・・地元密着でやってきました。この場所で店を始めて私で3代目ですが、ここまでやってこられたのは、住民の皆さんのおかげです。

実は、もともとここにいたわけではないんです。米軍が空港を拡張して使うために昭和20年の9月、もと居た場所からGHQによってたった2日間で強制的に立ち退きになりまして、多くの住民の方と、穴守稲荷さんと一緒にこちらに移ってきたんです。
住民の方々に助けていただいたおかげで今があるんです。
羽田の知られざる歴史です。今はもう絶版になっているのですが、そのことを描いた絵本を、お店でお読みいただけます。

・・・6年前に改装して書店の奥でカフェをはじめて、少しずつカフェのスペースを広げたんです。
これからも地元の方々に何か恩返しをしていきたい、という気持ちが強いですね。」

「はねだぷりん」(写真は「大地」) 濃厚でなめらかな「大地」 昔ながらのカスタード「大空」 柔らかな食感の「幸福ミルク」

「はねだぷりん」(写真は「大地」)
濃厚でなめらかな「大地」
昔ながらのカスタード「大空」
柔らかな食感の「幸福ミルク」

「はねだぷりんの存在がカフェを開かせてくれたんですよ。」と、安武さん。

「近くで居酒屋さんをしていた方が開発されたプリンなんです。その方の、駅前にお店を出したいという思いと、私の方でも、何かもっと地元の方に喜んでもらえる方法はないか?と考えていたところでしたので、その思いが一つになって、販売することになったんです。」

最近では、ワインの試飲会やクラシックのコンサートなどを開いて、地元の活性化にも力を入れているそうです。

厳選した材料をつかって、店主みずから丁寧に手作りしている「はねだぷりん」は、ひとくちで思わず笑顔になってしまう、本物の美味しさ。そして、「多くの人たちにもっと本に触れてもらいたいと思っています。」という安武さんの言葉が、とても印象に残りました。

美味しいプリンとこの心地よさを味わいに、またぜひ立ち寄ってみようと思います。


お店へのアクセス
品川駅から「京急空港線」で15分。 「穴守稲荷」駅前、徒歩0分です。
〒144−0043東京都大田区羽田4-5-1
TEL:03-3741-1817
東京土産にもぜひどうぞ。

営業時間
平日 8:00~21:00
土曜 10:00~21:00
祝日 11:00~19:00

安武さんのブログサイトはこちらです。
http://ameblo.jp/syotentaisyou207/

slowlifetokyo