Article

昆虫を求めて世界へ 佐藤 勝さん

昆虫を求めて世界中を駆け巡っている、「昆虫博士」である佐藤勝さんにお話をうかがってみました。

01

GC「昆虫に関して、いままでで一番嬉しかったことは何ですか?」

南大東島でヒサマツサイカブトというカブトムシを見つけて、新種として認可されたことが、とびあがるようにうれしかったですね。

生まれたときから昆虫が好きで、40年あまりその道一本で虫を追いかけてきました。挫折せずに続けてきて良かった、という思いです。

GC「新種を見つけたことがきっかけで、本を出版されたそうですね?」

新種を見つけたことが新聞の記事になったんです。でも、それだけでは物足りない気がしましたので本を出しました。たくさんの方々に読んでいただきたいです。

「珍虫ハンターの海外旅行記」(文芸社刊)

「珍虫ハンターの海外旅行記」(文芸社刊)

GC「本のお話をもう少し聞かせてください。」

海外で新種を見つけたい、という思いから、世界80カ国あまりを訪問した「旅行記」になっています。
昆虫以外にも、リゾート地や、観光、グルメも載っています。昆虫というと苦手で敬遠する人も多いですからね。(笑)
海外旅行の観光案内としても、利用していただける内容になっています。

GC「ところで、少年時代と大人になってから、昆虫との関わりで変わったことはありますか?」

子どものころは、昆虫だったらなんでも、という感じで、アミ(補虫網)を使って、蝶とかトンボを追いかけていました。
18才のころから標本を作り始めたのですが、そのあたりから、アミを持っていると笑われたりしまして・・・、恥ずかしさもありましたので、
アミを使わずとれるムシですね、カブトムシ、クワガタムシ、コガネムシ、カミキリムシを追いかけるようになりました。

GC「昆虫の魅力をおしえてください。」

タマムシやコガネムシの色の美しさ。カミキリムシではルリボシカミキリという水色の美しいムシがいます。クワガタムシやカブトムシは色は地味ですが、強靭なボディが魅力です。
中でもカミキリムシは種類も多いのでこれからも追い続けていきたいです。

03

GC「今後の希望や夢をお聞かせください。」

今の目標は世界100カ国を訪問することです。
現在日本以外で、96カ国に行きましたので、「マジック4」です!
今度の夏休みには到達する予定です。
もちろん、海外でも新種を見つけたいです。

そのあとの目標は、101カ国目の旅行で、プロポーズをしたいですね。
「101カ国目のプロポーズ」です。今はまだお相手はおりませんが・・・。
「昆虫と結婚したら?」などとよく言われるのですが、昆虫と結婚する気はありませんからっ!

それと、いつか珍獣ハンター・イモト(イモト アヤコ)さんとテレビで共演してみたいです。
自分は?もちろん「珍虫ハンター」としてですっ!

GC「それは楽しみです! 本日は、ありがとうございました。」

「珍虫ハンターの海外旅行記」(文芸社刊)はこちらで購入できます。http://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/detail/978-4-286-15152-6.jsp

佐藤勝(さとうまさる)さんのプロフィール
1974年9月27日東京都調布市生まれ
東洋大学短期大学英文学科卒業

Article

「苗ひと株ひと株に目が行き届くこと」日野春ハーブガーデンの芝崎憲吾さん

日野春ハーブガーデン。標高600メートル、JR中央線日野春駅から歩いて15分。南アルプス、八ヶ岳、富士山を望む高台に、その「美しい庭」はあります。6月、7月はハーブが一番美しい季節。梅雨の合間の爽やかに晴れた日に、日野春ハーブガーデンの芝崎さんを訪ねました。

hinoharu02

到着したのはお昼すぎ。直売所にもなっているハウスを覗いてみると、はるか遠くまで何列にもハーブが並んでいます。そんな中をカゴを片手に多くのお客様がハーブ苗を選んでらっしゃいました。

hinoharu10

取材班もさっそくお仕事開始、とカメラを構えたものの、小さな花をたくさんつけたハーブたちがどれも可愛くて、何を撮ろうか迷ってしまいます。「ハーブ好きにはココ(日野春ハーブガーデン)は超有名。」と、ちょうどタイムの株を探していたという女性の方。「写真なら外の庭がいいわよ。」と教えてくれました。

ハウスの外は大きく育った地植えのハーブたちがたくさん。

hinoharu03

hinoharu04

そんな中で芝崎さんが苗の手入れをされているところでした。

GC「ここはとても心地いい環境ですね」

はい。働いていても毎日がとても心地いいです。ですので、私たちも植物たちが心地いいように、なるべく自然に近い状態で育てるということを心がけています。できるだけ肥料も少なく、植物の持っている生命力を伸ばすということです。この場所は七里岩の上にあるので、風通りがよく乾燥していて、 雨も少ない。ハーブには最適の場所です。

hinoharu05

hinoharu06

GC「ハーブって育てるのが難しいイメージですが」

難しくはありません。初心者の方にもおすすめです。ハーブは、ヨーロッパ地中海のものが多いので、からっと乾燥した気候を好みます。風通しよく、水をやりすぎないのがポイントです。雨には蒸れやすいので雨の多い季節の前に選定をかねて刈りこむといいですね。

hinoharu01

GC「これから育ててみたいという方におすすめのハーブはあります?」

タイム、なかでも、こんもりするタイプがお勧めです。(ほふくするタイプは、蒸れやすいので。。。)ベルガモット、カモミール、マロウ系もお勧めです。ローズマリーも暖かいところだったら大丈夫です。

hinoharu09

hinoharu07

GC「日野春ハーブガーデンの今後を教えてください。」

2014年の大雪で大事な温室がやられてしまいました。しかし、それまで以上に、農薬などを使わず自然に近い状態で育てることをこころがけるようになりました。できるだけ自然で元気な苗をお届けして、お客様に喜んでいただけることが一番です。苗ひと株ひと株に目が行き届くことを大事にして続けていきたいです。

hinoharu08

芝崎さん目当てのお客様も多くて、取材中もひっきりなしに声がかかります。植物ひと株ひと株だけでなく、お客様ひとりひとりを大切にされている芝崎さんのお仕事を少しだけ垣間見ることができました。

日野春ハーブガーデン
〒408-0026 山梨県北杜市長坂町日野2910
電話 0551-32-2970
10:00~17:00 年中無休
http://www.hinoharu.com/ (通販でも買えます。)