お金で買われたメディア、人々をある方向に動かすための、何か全体的で組織的なプロパガンダのためのメディアは、私たちにとって本当に必要ですか?
それらのメディアは何のために存在するのでしょうか。
「あの国には報道の自由がない」と批判する国に、本当に報道の自由はあるのでしょうか。政府とつながる人々がメディアの中枢に陣取り、政府の意向に沿わない情報は流さない、またはフェイク扱いにする。ジョージ・オーウェルの空想が、いま現実のように目の前で演じられています。
しかし、やはりこの社会は空想です。それは瞬時に切り替わり、瞬時に反転します。そのために必要なことは、多くの人の少しの変化です。
多くの人の少しの変化のために、GCでは「自分メディア」をおすすめしています。日々、直接に感じ、自ら調べたり、取材をしたり、実際に試してみたりして、それを文章にして発行する。そのような小さな「自分メディア」が日本や世界中に増えていくことで、誰かが決めた偏った方向に洗脳されない、多様でバランスのとれた自然な社会がすぐに現れます。
最初はブログが簡単です。記事が増えてきたら印刷物にするのもおすすめです。手に取ることのできるものを作って、誰かに差し上げることは大きな喜びがあります。小さなプリンターがあれば小さな出費でたくさん発行できます。継続して発行しやすいこと、この体裁でなければできないこと、この両立が面白いと思います。
GCは皆様の「自分メディア」を応援しながら、皆様の多様で個性的な小さな変化が、大きな大きな輪に広がっていくことを楽しみにしています。