稲の収穫
秋、ベランダの小さな田んぼの稲穂たちもみな、あたまを垂れて、収穫を待っていました。 10月の晴れた日を選んで、稲刈りをすることにしました。 刈り取ったばかりの籾は水分が多く、そのままにしておくと、腐ったり、芽が出たりしてしまうそうなので、ひとつかみずつに束ねた稲たちを、軒下で、逆さに吊るして10日間ほど乾燥させました。 乾燥がおわって稲からはずした籾は、おおきめのジャムの瓶の口までいっぱいに獲れました。 そして、脱穀したあとの稲は、来年の畑で「敷き藁」として使うことにしました。 稲作は、米(主食)の収穫だけでなく、藁や糠 、米のとぎ汁などの副産物までも無駄なく利用する、という循環型のライフスタ … Read more