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「苗ひと株ひと株に目が行き届くこと」日野春ハーブガーデンの芝崎憲吾さん

日野春ハーブガーデン。標高600メートル、JR中央線日野春駅から歩いて15分。南アルプス、八ヶ岳、富士山を望む高台に、その「美しい庭」はあります。6月、7月はハーブが一番美しい季節。梅雨の合間の爽やかに晴れた日に、日野春ハーブガーデンの芝崎さんを訪ねました。 到着したのはお昼すぎ。直売所にもなっているハウスを覗いてみると、はるか遠くまで何列にもハーブが並んでいます。そんな中をカゴを片手に多くのお客様がハーブ苗を選んでらっしゃいました。 取材班もさっそくお仕事開始、とカメラを構えたものの、小さな花をたくさんつけたハーブたちがどれも可愛くて、何を撮ろうか迷ってしまいます。「ハーブ好きにはココ(日野 … Read more

やがて芽になるもの。

収穫しそびれて冬を越したルッコラ。春にたくさんの花が咲いたので、 種を採ることに。 さやは二つの部屋に分かれていて、 小さな黒い粒がびっしりときれいに並んで入っていました。 黒と言っても微妙に様々な色がついています。

南仏プロヴァンス料理紀行

アラブの方々が大切にするオリーブの木は、西洋のものでも東洋のものでもない祝福された木と呼ばれているそうです。にんにくとオリーブ油とハーブをふんだんに使うプロヴァンス料理の、誰でも簡単に作ることのできるレシピがこの本には載っています。 その材料は身近なところで得られるものばかり。森の幸、山の幸、薬草、きのこ、いちじく、アーモンド、オリーブ、はちみつ、ワイン。 そしてプロヴァンスは、よその土地からも多くの恵みを受けています。ぶどうを持ち込んだのはギリシア人。オリーブはローマ人。唐辛子はスペイン人。ミントはアラブ人から。 レストランのオーナーシェフであるミッシェルさんは言います。「あんたの食べるもの … Read more

バジルとジャガイモのグラタン

自分で育てたジャガイモとバジル。そして地元産のアスパラガスで作ったグラタン。 薄くスライスしたじゃがいもをバターでいためて、柔らかくなったら牛乳を加えて煮込みます。とろみがでたら、耐熱容器に移して、バジルの葉と、炒めたアスパラガス、チーズをトッピング。オーブンでチーズがジリジリと焼けてきたらできあがり。 バジルはつぼみが出そうな部分を少しずつ収穫すると、わき芽が伸びてまたたくさん収穫できます。

パトリスジュリアン著『生活はアート』

料理を出すお店を経営しているとき、彼はスタッフに庭の手入れから1日をスタートさせていました。それは、まず掃除からさせるような精神論的な意味ではなく、五感を研ぎ澄ますためだったようです。 庭の植物を手入れし、植物と対話し、今日の天気、温度、湿度を肌で感じ、音を聞く。香りを嗅ぐ。そうしてから今日のための、今日の一期一会のための、料理を作り始める。結果ではなくてその過程を大切にする。その過程の中に相手の人をとても大切に思うすべてが入っている。そんなことをこの本を読んでいるととても感じます。 結果だけを求めると、お客様も「結果」に見えてきます。お金を持ってくる「結果」。どんな顔をしてようが、どんな服を … Read more

GCへのメッセージ