GCBLOG

Linuxをもう1台

これまでMacをメインにWin11、10そしてAlmaLinuxをサブに作業をしていましたが、先日、UbuntuのノートPCを追加。これがとても快適です。ほぼMacの操作感と変わらずメインPCのように使用しています。ブラウザ類やサーバー管理ツールはもちろん、Libre Office、Joplinと、Macでの事務環境はデータそのまま完全にこちらに移行できました。通常はGUIで使用していて、たまにCUIで気楽に操作できるところもLInuxの魅力です。 しかし大きな問題があります。Adobeとモリサワが使えません。いずれも方法はあるようですが、仕事で使うものなので正規な方法以外では使用したくありま … Read more

誰のためのスマートシティ?

地球環境の保護のためにスマートシティが必要だと言う。スマートシティとは再生可能エネルギーを効率よく利用するためにシステム化された街のこと。そこに住む市民のエネルギー利用(=行動)を可視化するためには、それぞれの生活を完全に把握する必要がある。センサーが張り巡らされ、データが収集され、そこでの行動はすべて管理されて適切に措置する必要がある。 もし、スマートシティ全体で利用可能なエネルギーが予め決められていて、一部の市民が過剰にエネルギーを使用していたことが判明したら、迷わず使用制限をかけると思う。そのことに多くの人は疑問を持たないだろう。それは当然だと。そして常に全体という監視下で目立たない程度 … Read more

440と世界規格

最近、作業場にあるレコードプレーヤーのピッチのつまみを操作して、異なる回転で音楽を聴いてみている。少しだけピッチを変えるだけで全然違った音に聴こえてくるから不思議だ。声も音も躍動感にあふれ、聴いてるだけで嬉しくなってくる。村上春樹著「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」で、音楽の無い世界で「ダニー・ボーイ」のメロディを思い出した時の感動に近いのかもしれない。 Aの音は440Hzと決まっている。ISOでもそう決められている。しかし、その音を少しずらすだけで、違った世界がどこまでも広がっていく。もちろん録音したときのチューニングや、編集したときのチューニングまではわからない。でも、ピッチを … Read more

タネと言葉をつなぐ

今年もいくつかの種類のタネをつなぎました。菜豆、小豆、大豆、ナス、胡瓜、甲州モロコシ、陸稲、水菜。雑草園で何度もつながれたタネもたくさんあります。今年のお仕事を終えて、増えた種を携えて、菜園のあちらこちらから種テントに帰ってきます。そして、しばらくはテントの中でゆっくりとお休みしてもらったら、春になったらまた土へと戻っていきます。次の仕事をするために。そしてまた多くの種を携えて戻ってくるために。 私たち人間の作業はタネを土に落とすだけ。なのに、未熟果である甘い野菜をいただき、増えたタネの一部もありがたくいただくことができます。 でも、人間にはタネに負けない仕事ももちろんできます。その中でも最も … Read more

言葉を作り出す

名刺サイズの紙でも自分のメディアは始められます。日常の生活から、旅の一コマから、ふと降り注ぐ想いから、文章を紡ぎ形にすることで世界は変わります。ひとつの言葉が生み出される、それは宇宙にひとつの響きを追加します。その響きはやがて降り注ぎ共鳴をはじめます。 もし自分メディアをインターネットで始めるのなら、プロパガンダの仕組みであり、個人情報の収集ツールであるSNS(ソーシャルメディア)はおすすめできません。無料で始められるブログもたくさんあります。投稿した記事を書き出し(エクスポート)できるものを選びましょう。印刷物に利用できたり、他のブログに移行できたりします。 小さな冊子もおすすめです。A4両 … Read more

自分メディアを応援します

お金で買われたメディア、人々をある方向に動かすための、何か全体的で組織的なプロパガンダのためのメディアは、私たちにとって本当に必要ですか? それらのメディアは何のために存在するのでしょうか。 「あの国には報道の自由がない」と批判する国に、本当に報道の自由はあるのでしょうか。政府とつながる人々がメディアの中枢に陣取り、政府の意向に沿わない情報は流さない、またはフェイク扱いにする。ジョージ・オーウェルの空想が、いま現実のように目の前で演じられています。 しかし、やはりこの社会は空想です。それは瞬時に切り替わり、瞬時に反転します。そのために必要なことは、多くの人の少しの変化です。 多くの人の少しの変 … Read more

自然で温かいロシア料理をいただく

自然食のロシア料理のお店にお邪魔しました。初めてのお店なので恐る恐るドアを開けると、すぐにそのアットホームな雰囲気に包まれてしまいます。窓側の陽だまりに席を取り、陽気なお店の方や他のお客さんとも和やかな感じで、おすすめの自然志向な野菜料理を美味しくいただくことができました。 日本や世界の一部では、マスメディアやソーシャルメディアがロシアを一方的に敵視するような「情報」を流し続けています。ロシア料理のお店を訪れたのは最初は応援の意味もありましたが、実際にその温かい雰囲気と優しい味に触れて、ただ、何度も足を運びたい場所と思いました。自然の風味を生かしたその料理は、爽やかな余韻を残しています。 思え … Read more

村上春樹著『アンダーグラウンド』ふたたび

エドワード・バーネイズから始まる大衆操作(プロパガンダ)は、ようやくその飽和点に達しているように見えます。しかし、いまだにメディアや専門家によってばら撒かれる「お金で買われた情報」を大量消費する多くの人々にとっては、とても奇妙な世界が眼前に展開されているのかもしれません。 村上春樹著「アンダーグラウンド」は、60人の地下鉄サリン事件の被害者、関係者の声が掲載されたノンフィクション作品です。 村上さんは最後にこんな内容のまとめを書いています。「帰依した人々の多くは、(中略) 自我という貴重な個人資産を麻原彰晃という「精神銀行」の貸金庫に鍵ごと預けてしまっているように見える。(中略)それは彼らにと … Read more

GMナタネの自生調査と河川の水質調査に参加

GMナタネの自生調査と河川の水質調査に参加しました。水質調査は今年で3回目でした。 世界的な経済団体や国際的な政府機関において、最近特にエネルギーや食糧について警鐘を鳴らしていますが、エネルギー不足を煽ることによる原発または核融合炉の推進、食糧不足を煽ることによる遺伝子組み換え作物の推進には十分に注意する必要があると考えます。 演出的な経済制裁によって化石燃料と化学肥料が制限されているなか、自然エネルギーや有機栽培による農産物の不安定さを強調することで、原発・核融合炉や、化学肥料・遺伝子組み換え農産物への反対は人道的ではないと誘導される可能性もあります。 作物に対しても、当然ながら人間に対して … Read more

Capellagården(カペラゴーデン)と人工知能

カール・マルムステン(Carl Malmsten)はスウェーデンの有名な家具デザイナーであり、スウェーデンで最も美しい島といわれるウーランドにある工芸とデザインの学校、Capellagården(カペラゴーデン)を始めた教育家です。 権威主義的で理論過剰な学校への「別の答え」としてのカペラゴーデンでは、島にある自然をそのまま感じ、対話し、生活し、そして、その自然からいただいたインスピレーションや材料を、自由な発想と表現を尊重しながら、自分の中から湧出してくる形のないカタチを実際の形にしていく練習によって、「手の知能(handens intelligens)」を磨くことができるようです。 その表 … Read more

GCへのメッセージ