Find out what we really need

Find out what we really need.

Every day we are bombarded by advertisements, news and media that make us think we need things we don’t really need. And that news can contain complex steps. In addition, they can be mutually conflicting. We need B for A, we need C for B, and since C doesn’t work, we need D… But if … 続きを読む

永遠の化学物質 水のPFAS汚染

焦げつかないフライパン、撥水スプレー、食品包装紙・・それらに使用されることの多い有機フッ素化合物(PFAS)。これらは食品を通じて、手で触れるなどして、そして飲料水に含まれるかたちで広がっていくようです。 この危険性について、この本によると開発している企業は以前から気がついているようですが、現在も使用された商品が普通に販売されています。そして欧米ではその危険性が指摘され、規制がかけられている中で、情報統制された日本においては、甘い規制のうえに、その問題点について議論されている場面もほとんど見かけません。 欧米で売りにくくなったものを日本でわんさかと売りさばく構図は、特にいつもの光景ですが、有名 … 続きを読む

西への衝動―アメリカ風景文化論

作為によってつくられた国家の「作為」とは、どのようなものかを考えてみます。作為によってつくられた国はアメリカだけではありません。国家、政府、社会体制、イデオロギー・・・これらの作られた「目的」を考えるのも楽しいことです。 コロンブスはアメリカ大陸を「発見」し、秩序を持った人間は誰も住んでいなかったことにして、その「野蛮」な場所に聖人などの名前をつけて、土地の所有を宣言して、自分たちの秩序を作り上げていきました。その「偉大な」作業に、より多くの人々を駆り出すためには、正義や使命も必要でしょう。 それぞれ時代は異なりますが、アメリカ大陸では西へと征服が進められ、ユーラシア・アジアでは東へと征服が進 … 続きを読む

『樹の文化誌』『辺境・近境』『食糧テロリズム』

GCのBOOK FORESTより2021年3月おすすめの3冊をご案内します。いずれも刊行より時間が経過している本たちですが、このタイミング、この組み合わせに「今」を感じます。 現代の生活にとって必要な木、不要な木。庭に植えると映える木、映えない木。食べられる実、食べられない実。そして分類学。それらは古くから伝えられてきた樹木と人間との深い関係をリセットしてしまう危険があります。分類では説明できない木や草それぞれが持つ性格、役割、精神。昔の人は直覚的にそれらを捉え、儀式や生活に生かしてきました。 科学的に意味が無い、メリットが無い、弊害がある、そのようなジャッジの後に残ったものをよく観察してみる … 続きを読む

What we really need is constantly spewing out of the ground

They are spreading things that we don’t need.They are promoting measures that we do not need.They are trying to make something that is not necessary into something necessary. We need to empty our minds and think quietly.What is it that we really need ?Where do the things we really need come fr … 続きを読む

Cherished Stones in the Rice Paddies

Cherished Stones in the Rice Paddies

Every year, the power to grow rices comes from the mountains and is charged into the stones in the rice paddies. If the stones are charged, we can believe in a good harvest this year.  These cherished stones are filling up with their power in the cold temperatures.

Visiting Japan's Nature Worship

The large pyramid-shaped rock

In the past, large rocks in the forest were thought to be places where the power of life resided. The water gushing out from the rocks becomes a small river that fills the rice paddies and grows the rice that is our food. Water is the basic element and symbol of life. People have been visiting the f … 続きを読む

いまできることは、いまできること

いまできることは、いまできること

2021年、いまできること。それは、これまでにいただいた恵みや経験を、与え合い、支え合いという形でシェアすること。もし、困っている人がいれば必要なツールをそっと用意する。過度な競争や経済活動によって壊れてしまった文化や自然環境があれば、その修復を確実に実行する。そして、いまできることをさらに増やしていくために、新しい分野へと、新しい世界へと挑戦し、共感できるフィールドを広げていく。 先を急ぐことで見失ってしまう道、新しい技術のみを盲信することで衰えてしまう力、一発逆転を待ち望むことで無駄に過ぎてしまう時間。 自分を見つめ、足元の地面を慈しみ、いま自分たちの周りに存在するすべてが調和するように、 … 続きを読む

タラブックス インドのちいさな出版社、まっすぐに本をつくる

自然エネルギーは不安定を特長とする。増減が繰り返され、そのリズムは生命のそれに親しい。一定のエネルギーが供給され、一定の温度に保たれ、一定の明るさの中で作り出されるもの、それはクリエイティブではなくモノカルチャー的な製造でしかないことに、気づいてしまう。 国がモノカルチャー用に改革され、風土、地域、家庭、人間関係。すべてがモノカルチャーを支えるための材料としてしか見なされていない。それはいわゆる右も左も西も東もどのイデオロギーでも変わらない。同じ指向をAとBに分けただけ。それらは競い合うように見せかけて、対象を翻弄しAまたはBに「改革」しようとする。 もし人が商品やサービスにしか、地位や利益に … 続きを読む

ケルト 再生の思想 ― ハロウィンからの生命循環

日本においても、神社などの崇拝されてきた場所、神の名、そして風習…それらがたとえ昔から伝わっているということになっていても、その意味が途中で上書きされている、書き換えられている事例はたくさんあると思います。例えば、一般的に神社は南向きに建てられていることが多いですが、その神社を拝む場合に太陽に背を向けることになるのはなぜなのでしょう?本当は北の方角にあるものを拝んでいるのでは?その神社の後ろに石が祀られていたり、巨木や岩で囲まれたエリアが存在する例が多いのはなぜなのでしょう? 数年前に訪れた奈良の玉石社では巨木で囲まれた小さなエリアとそこにある玉石が御神体とされ、続けて訪れた和歌山の神倉神社で … 続きを読む

GCへのメッセージ